入社するタクシー会社を選ぶポイント

会社を選ぶポイント

 

各タクシー会社による差はなにか?

タクシー事業者の数は都内だけで384社あります。資本金も1億円を超える会社もあれば、1000万円未満の会社もあります。

でも必ずしも大きな会社が良いとは限りません。

あなたが、タクシーに転職すると決めた場合、入社するタクシー会社はどう選べば良いでしょうか?

これから、あなたが会社を選ぶ時に検討すべきポイントを解説していきますね。

あなたは何を求めてタクシードライバーになるのか?

まずは、大前提として、あなたが転職を考えるにあたり『何を求めているのか?』がとても重要になります。

お金が欲しいのか?
時間が欲しいのか?
ゆるく働きたいのか?

東京で働きたいのか?
東京で働く場合はどのあたりで働きたいのか?

副業をしたいのか?
将来は個人タクシーを目指すのか?

住宅ローンを組みたいのか?
社会的信用が欲しいのか?

将来性が欲しいのか?
安定が欲しいのか?

まずは目的をはっきりさせて下さい。

そうすれば、おのずと選ぶ会社が決まって来ます。

タクシー会社の中には

『ガッツリ稼げる会社』

『自由を尊重してくれる会社』

『業界での地位が高い会社、低い会社。』

『女性がたくさん働いている会社』

『副業を推奨している会社』

などなどたくさんの個性的な会社があります。

もちろん、みんなお金が欲しくて、時間が欲しくて、安定が欲しくて、将来性が欲しいでしょう。

そのちょうど良いバランスの会社を探せば良いのです。

どんな人たちと一緒に働くのか?

みなさんが、タクシー今まで転職先として選ばなかった理由の一つとして、タクシードライバーのイメージの悪さがあったのではないでしょうか?

今でも底辺の仕事と言われることもあります。
そのような会社やドライバーが存在することも事実です。

タクシーは人生に失敗した人の『最後の仕事』と呼ばれていました。
求人の間口の広さを考えたら、そういった側面があることは認めます。
しかし現在は違います。
いや、正確にはほとんどの会社は違います。

もう新卒入社は当たり前になりましたし、入社してみれば学歴が高い人が多くて驚くと思います。

皆それぞれの目的のために働いています。

必ずしも『仕方なく』タクシートラバーを選択した人達ばかりではありません。

積極的に自分で調べ、最適な選択としてタクシードライバーを選んでいるのです。

問題は、そうではない人達が多く働く会社が、少なからず存在するのです。

今でも、僕から見てひどいと感じるドライバーや会社はあります。

休憩中に禁止されている場所で喫煙しているドライバーを目撃する事はありますし、同僚の物が盗まれる会社もあると聞きます。

昔は、たくさんの会社で、事務所や鍵の掛かっていない営業車のなかに釣銭箱をおいておくと、かなりの確率で盗まれていたと聞きます。

今でも、そんな会社があると聞きます。

僕が二種免許を取った教習所には、別の会社から来ていた人で『懲役帰り』の人がいました。

※この話は少し面白いので、また別の場所で書きます!笑

人は同類で集まると言います。

あなたが、良い人ならそんな会社には入りたくはないでしょうし、あなたが適切に選べばそんな会社を選ぶことは無いでしょう。

その会社はあなたを育ててくれますか??

その会社の社員教育のシステムを知るのも大切なことです。

採用はしたけれど、何も教えてくれない会社もあります。
タクシードライバーは会社員ですが、個人事業主的な側面が多い仕事です。

仲良くならないと、先輩も手取り足取り仕事を教えてくれません。
入社した時点で他のドライバーは皆あなたのライバルになるのです。

でも積極的に社員を『もうかるドライバー』に育てようとする会社もあります。

そんな会社は概ね社内の雰囲気も良く、社員同士で勉強会を開いたり、LINEグループで積極的に情報交換をしていたりします。

『教育』『勉強会』のシステムや頻度を是非確認してください。

タクシードライバーの仕事にかかる経費

給与の他に必ず確認しなければいけないポイントは経費です。

タクシーでは、主に以下の経費がかかります。

交通費

意外かも知れませんが、タクシー会社の多くは交通費は自分持ちです。通勤が遠い人は注意が必要です。

現金以外で支払う場合の経費

現在は現金以外での決済方法が当たり前になりました。

タクシーチケットや、クレジットカード、SuicaやPASMOなどの交通系ICカード、iDやQUICPayやWAON、最近はやりのバーコード決済などなど。

現金以外の決済方法は無限に広がり、そのすべては現金にする為に手数料がかかります。

それらの手数料をドライバーに負担させる会社があります。

1万円の支払いで3%の場合、手数料は300円にもなります。

月に100万円売り上げるドライバーが、その半分を現金以外で受け取った場合、1万5千円もの金額を自腹で払うことになります。

高速代

これは会社によって、かなり差が出る部分だと思います。

高速道路を使用した場合、目的地までの距離が100kmを超えなければ、お客様に帰りの高速代を請求することが出来ません。

ほどんどの会社では、ある程度、帰りの高速代を支給してくれますが、その範囲は会社によってのバラバラです。

最低でも、東名、中央道、関越道、東北道、常磐道、京葉道、湾岸線などの『都内の首都高速以外』の高速道路は会社負担が望ましいです。

余談ですが、会社負担でない高速道路代を自腹で払ってまで、急いで都内の長距離の需要が多い場所にピンポイントでもどって、ロングのお客様をお乗せ出来た時など、とても嬉しく満足感があります。

そのように自分のプランニング通りに営業し、それが結果に反映出来るのがタクシーの仕事の醍醐味でもあります。

制服やワイシャツなど

まれに、指定の制服やワイシャツがあるにも関わらず、支給されない会社があります。ワイシャツなどはある程度の枚数が必要なので、足りなければ購入する必要もありますが、必ず確認すべきポイントです。

労働組合の有無

僕が会社を選ぶ時に、実はこの部分を重要視していました。

30代後半での転職だったので、失敗するわけにはいかなかったのです。

それまで、同じ業界内で数回の転職を経験していましたが、そのどれも10人程度の規模の小さな会社で、会社というよりは個人事務所のような場所ばかりでした。

雇用は不安定で、福利厚生もよくわからない会社ばかりでした。

なので、大きな会社に転職してみたかったのです。
社長の顔も知らないような会社。

僕が休んでも、他の人が代わりに働いてくれる会社を求めました。

今までの会社は、個人の能力に依存する仕事割合がとても大きく、それぞれの社員に替えがきく人材がいませんでした。

その為、簡単に休むことも出来ませんでしたし、急な仕事でも必ず対応する必要がありました。

それは、やりがいでもありましたけど、家庭を持つと大きなデメリットでもありました。

だから、大きな組織の『歯車』になってみたかったのです。

ただし、『替えがきく』とはすなわち、首になるリスクも高くなります。

そこで、労働組合があるような少し古い体質の会社を探したのです。
タクシー会社を選んだ大きな理由の一つです。

入ってみると想像通り、相当な事をしても簡単にはクビになりません。
認可事業なので、労働基準法違反になるような事を極端に嫌います。
タクシー事業者としての免許を剥奪されかねないからです。

その傾向はより強くなっています。

『ワークライフバランス』や『働き方改革』が提唱されているおかげで、労働者としての権利を守りやすくなっています。

当然、会社は子育てや、社員の余暇の時間に積極的に協力することになります。

そのための交渉相手として労働組合が必要でした。

労働組合がある会社は規模も大きくなると思いますが、ポイントとして注目してみて下さい。

会社の場所

これは、どんな仕事でも確認しますよね?

配属希望の営業所を調べ、家からの距離や通いやすさを確認してください。

難しいのは同じ会社でも、どこの営業所に配属されるかがはっきりとはわからない場合があることです

これも転職エージェントに相談できる大きなポイントです!

多くの場合、タクシーの営業所は少し駅から離れた場所にあります。
バスで送迎してくれる会社もありますが、通勤手段は確認する必要があるでしょう。

車やバイクや自転車での通勤が認められている会社も多いです。

また、会社の場所によって、顧客とするターゲット層が変わります。
※顧客の地域差については、また別に説明します。

将来、個人タクシーを目指すのであれば、開業する地域も重要です。

埼玉県に住んで、都内のタクシー会社で実績を積んでも、都内での居住実績がないと都内で開業出来ません。

個人タクシーは開業の何年か前から実績をつくれば良いので、最初から気にする必要はありません。

でも将来地元で開業したいのであれば、最初からその地域で実績を作った方が良いかも知れませんね。

福利厚生

これも普通に転職する場合には必ず確認しますよね?

社会保険の有無や、児童手当、財産形成貯蓄など、普通の転職と同じように確認すれば良いと思います。

特に年間休日数有給数有給取得率は必ず確認した方が良いでしょう。

有給の取りやすさなどは、会社に直接確認しても、本当のところはわからないと思います。

また、子供の運動会などに休みたい場合、どの程度協力的に配車してもらえるかなど、とても重要です。

このあたりはエージェントを活用する意味がかなりあると思います。

その他、社内イベントとしてのレクリエーションや、部活動などもあります。釣りやゴルフを楽しんでいる同僚はたくさんいます。

寮や社員食堂なども確認してみてください。
少し大きな営業所には入浴設備や仮眠設備があります。

極端なことを言えば、営業所で生活することも可能です。

地方から出てきたばかりの人は、シェアハウスから始めるという手もありますね!

その会社独自のサービス

その他、面白い取り組みをしているタクシー会社はたくさんあります。副業を積極的にすすめて、芸人さんや役者さんのたまごが多く働いている会社もあります。

僕の同僚は、乗務中の休憩時間にFXで日々のおこづかいを稼いでいます!笑

最近ではウーバーハイヤーとして営業出来る会社もあるので、ウーバーに興味がある人には良いと思います。

また、テレビ局やラジオ局と独自に専属契約している会社もあります。
契約のない会社は、その局から呼ばれることはありません。『せっかく働くなら芸能人を乗せたい!!』って人は確認してみてください。

でも、東京で仕事をしていると、割と芸能人やスポーツ選手を乗せる機会は多いですよ!

タクシー以外にも、ハイヤーや観光バスやその他の事業を展開している会社もあります。

多くの場合、タクシードライバーから社内経由で移動することはありませんが、将来バスやハイヤーの運転手を考えている人など、確認すると良いかも知れません。

個人的にはハイヤーのドライバーは少しの期間でも、タクシードライバーを経験してからはじめた方が、ドライバーと顧客の双方にとって良いと思っています。

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